[45] FUJICA AX シリーズ

レンズ交換式フォーカルプレン一眼レフ市場に参入し、富士フイルム念願の一眼レフカメラFUJICA ST701はプラクチカマウントを採用した。

プラクチカマウントは1948年に東ドイツのプラクチカで採用され、ASAHI PENTAXが採用したことにより、1970年代までは、ライカマウントと並びグローバルスタンダードであった。

その後、一眼レフカメラメーカーは、プラクチカスクリューマウントから、レンズ交換のスピードアップを図るため、各メーカーオリジナルのバヨネットマウントを採用し始めた。

富士フイルムも遅ればせながらではあるが、バヨネット式FUJICA Xマウントを開発し、FUJICA STX-1に先行採用したが、本格的には、1980年に発売されたFUJICA AXシリーズとともに交換レンズ群を整備し、カメラ本体の小型化、新機能の採用などで、展開を図った。

 

 FUJICA AX-5

世界で初めてのシャッター優先マルチプログラムAEとプログラムAEを同時に可能にしたコンパクトな5モードAE一眼レフカメラ。

①絞り優先AE、②シャッター優先マルチプログラムAE、③プログラムAE、④ストロボAE、⑤マニュアル撮影の5つの撮影モードが選べるシステムを搭載し、1980年3月に発売された。

 

FUJICA AX-5 Black

FUJICA AX-5のブラック仕様を、1980年5月に発売された。

 

PORST CR-7 multiprogramm

FUJICA AX-5のドイツのカメラ商社 PORSTのOEM商品として、1980年に発売された。

 

PORST CR-7 multiprogramm Black

PORST CR-7 multiprogrammのブラック仕様で、PORSTのOEM商品として、1980年に発売された。

 

FUJICA CR-7 Multiprogramm Black

PORSTのOEM商品のつなぎ?として、PORST向けに 1980年に発売された。

 

FUJICA AX-3

マニュアル撮影とAE撮影の機能を備え、1980年5月に発売された。

 

FUJICA AX-3 Black

FUJICA AX-3のブラック仕様で、海外市場向けに 1980年に発売された。

 

PORST CR-5 Computer

FUJICA AX-3のドイツのカメラ商社 PORSTのOEM商品として、1980年に発売された。

 

PORST CR-5

PORST CR-5 Computerと同じ機能であるが、PORSTのOEM商品として、1980年に発売された。

 

FUJINON MAX35X medical use

FUJICA AX-3の機能を生かし、medical useとして1980年に開発された。

 

FUJICA AX-1 前期型

AXシリーズの普及機として、AUJICA AX-5とともに、1980年3月の発売された。

 

FUJICA AX-1 後期型

FUJICA AX-1の一部を改良し、自然切替で1981年ごろから順次発売された。

 

FUJICA AX-1 N

FUJICA AX-1の一部をさらに改良し、海外市場向けに1984年発売された。

 

AX-1

FUJICA AX-1のドイツのカメラ商社 PORST向けのOEM商品であるが、商品名の刻印が多岐にわたって1980年頃から発売されている一つである。

 

FUJICA

FUJICA AX-1のドイツのカメラ商社 PORST向けのOEM商品であるが、商品名の刻印が多岐にわたって1980年頃から発売されている一つである。

 

CR-3 [PORST]

FUJICA AX-1のドイツの写真商社 PORST向けのOEM商品であるが、商品名の刻印が多岐にわたって1980年頃から発売されている一つである。

 

 FUJICA CR-3automatic

FUJICA AX-1のドイツのカメラ商社 PORST向けのOEM商品であるが、商品名の刻印が多岐にわたって1980年頃から発売されている一つである。

 

 PORST CR-3automatic

FUJICA AX-1のドイツの写真商社 PORST向けのOEM商品として、1981年に発売された。

 

FUJI AX Multiprogramm

AXシリーズの最終機種となるが、自動露出機構(マルチプログラム)を搭載し、、海外市場向けに1985年8月に発売された。