フロストフラワー

フロストフラワー

今冬は、夕方の天気予報を見ながら、氷点下20度で晴予報が出ると、翌朝5時前には家を出て、散歩がてら、近くの石狩川河畔の旭橋のたもとに撮影に通いました。

とはいっても、天気予報がすべて当たるわけでもなかったり、川霧がたちこめて、一寸先もみえないことも多々ありました。 撮影にこられているカメラマンの方々と、「今日は見事な日出が撮れるか」「気温は思ったり下がらないね」とか、談笑しながら、時間待ちをしたものの、収穫無という日も結構ありました。

そんななかで、今冬は、何度か、フロストフラワーにおめにかかることが出来ました。 川の流れが速いし、川岸には雪がどっさり積み上がっているし、撮影ポイント探しもなかなか難しいものです。

阿寒湖のフロストフラワーは、湖全体に花が咲いたような光景で、壮観ですが、石狩川河畔のフロストフラワーは、川岸に氷がはったところにできるので、どのように撮るか、いつも悩ませられるものです。

 フロストフラワーは、氷点下20度超の気温で、風の少ないところで、川岸や湖畔にでき、「霜の花」「冬の華」とも言われ、氷の上に、昇華した水蒸気や、空気が凍って、付着して氷の結晶を作り、それが発達するにつれて花のように見えることから名付けられたとのことですが・・・。