[80] FUJICA SINGLE 8 SOUND REFLEX MOVIE CAMERA
小型8㎜映画ファンとしては、映像と音との組み合わせの欲求はもちろん高く、それらの欲求に応えようとするメーカーの姿勢の表れが、1965年に富士天然色写真が、現像済みフイルムにマグネオストライプ用磁性体を塗布する受注開始と合わせて、磁気録音式サウンド映写機(SM-1、SM-2)を発売したのが最初である。
そして、撮影と同時に録音が出来るカメラの開発が進み、1971年11月に発売された、FUJICA Single 8 Z-800とパルスシンクシステム開発による専用のテープレコーダーとの組み合わせによるものであった。
その一方で、業務用途で開発されたものではあるが、1971年12月に発売された光学サウンド式のFUJICA Single8 ZS-400ということになるのであろうか。
それから、約5年の歳月をかけて完成したのが、1976年4月に、フジクロームR25サウンドフイルム、RT-200サウンドフイルムと共に発売されたFUJICA Single 8 AXM-100、FUJICA Single 8 ZXM-100で、一気にSingle 8のサウンド化すすんだ。
そして、一般家庭へのビデオ録画の浸透もすすみ、1984年のフォトキナで、カメラ一体型8㎜ビデオシステムが発表され、その後製品化展開が図られ、小型8㎜映画の中心的存在であったSingle 8システムの需要も少しずつ減少していった。
FUJICA Single 8 ZS-400
業務用途として開発され、一般のサイレント式Single8フイルムを使用し、音を光の変化に変えて、フイルムのサイドにサウンドトラックを作りながら同時録音をしていく光学録音式8㎜カメラとして、1971年12月に発売された。
なお、FUJICA Single8 ZS-400で撮られたフイルムの再生は、カラーテレビで再生できるFUJIFILM CV500-0(278000円)、明るい部屋でみれるポータブルタイプのテレビ型映写機 FUJIX TM-40(70000円)、大映写するための光学サウンド映写機 FIJIX SV-0(76000円)がある。
FUJICA Singl e8 Sound AXM-100
FUJICHROME R-25 SoundならびにFUJICHROME RT-200 Sound フイルムとともに、サウンド式8㎜撮影の入門機として1976年4月に発売された。
FUJICA Single 8 Sound ZXM-300
FUJICA Single8 Sound AXM-100とともに、3倍Zoomレンズを搭載して、1976年4月に発売された。
FUJICA Single 8 Sound ZXM-500
ズームレバーで、マクロ撮影もできる5倍Zoomレンズを搭載し、オートフェードボタンを押すだけで、フェードイン・フェードアウト撮影が出来るなど、多彩な機能を備えた同時録音高級機として、1976年9月に発売された。
FUJICA Single 8 Sound ZM-800
FUJICA Single 8 Sound ZXM-500とほぼ同じ機能でシャッター開角度も220度にもかからず、レンズがf1.8の明るさのため、暗さでの撮影には向かないので「X」表示はされていないが、マクロ8倍Zoomレンズを搭載して、1976年9月に発売された。
FUJICA Single 8 Sound 300AF
同時録音FUJICA Single 8カメラとしては、はじめてAF機能を搭載し、1978年12月に発売された。
なお、ファインダー内フォーカス距離指針表示、ボデイ内臓マイクが装備されている。
FUJICA Single 8 P-300 Sound
3倍Zoomレンズ搭載し、小型軽量、低格の普及型サウンド機として、1979年6月に発売された。
FUJICA Single 8 P-100 Sound Wide
FUJICA Single 8 P-300 Soundをベースにして、Zoomレンズではなく、ワイドレンズを搭載し、より撮影しやすくした普及機として、1979年12月に発売された。
FUJICA Single 8 P-500 Sound
Zoomレバ―でマクロ撮影ができる5倍Zoomレンズを搭載したコンパクト機として、1980年3月に発売された。
FUJICA Single 8 ZX-550 Sound
FUJICA Single 8 Sound ZXM-500の改良機として、1980年4月に発売された。
FUJICA Single 8 Z-850 Sound
FUJICA Single 8 Sound ZM-800の改良機として、1980年4月に発売された。
FUJICA Single 8 P-400 Sound AF
4倍Zoom、TTL測光AEを装備し、FUJICA Single8 シリーズの最終機として、1981年11月に発売された。
Dear Yoshinobu Koyasu
Please accept my apologies as alas I do not speak Japanese. First: Thank you for sharing apart from your beautiful pictures so much information about the Fuji Single 8 Cameras. I am highly interested in the single 8 OPTICAL Sound recording system, like the FUJICA Single-8 ZS400 featured it, and wanted to inquire, on whether there were other (Fujica and different makes) Single u or Super 8 Cameras made, that featured optical sound-on-film recording?
Thank you very much in anticipation.
Sincerely,
beat geier
Thank you very much.
The question of anything but Japanese isn’t made basic.
I’ll answer just in case in the reach I know, but…
“Single 8” is the system that Fuji Film has developed it in opposition to Kodak, so a photography of “super 8” isn’t making.
They seem to have just made “several of wisteria mosquito ZS400”.
The system 8 “films of silent single” is used, and to take a picture of a simultaneous recording while changing sound to a change in light and making a sound track.
If anything the model developed for for advertisement of an enterprise and audio-visual education for amateurs.
Hello,
be kind, I would like to buy a super 8 ZS 400 camera!
Do you think that you can help me with this?
So I’m waiting for your answer
Thank you in advance
Regards
(retier) Vasile Trifescu
Bucharest-Ilfov, Romania
しばらく、ホームページを開きませんで失礼しました。
お問い合わせのFUJICA ZS400は、市場に出たのは数少なかったようです。
稼働するカメラもなかなか目にすることもありませんでしたが、やっと入手し、コレクションの仲間入りをしました。
そのコレクションも、富士フイルムに譲りましたので、今では手元にはありません。
おそらく、数少ない機種ですので、今では、入手不可能と思われた方がよろしいかと思います。