富士フイルムインスタントカメラシリーズの、新たな展開策として、86×54㎜のカードサイズ（画面62書けりう46㎜）のインスタントカラーフイルムとコンパクトボデイのカメラとの開発をし、instax mini 10 CHEKI itとして、クリスマス需要期を控えた1998年11月に発売された。

「チェキ」とは、「チェック」するという意味で、どんな時でも、どんな場所でも、活躍できるカメラという意味をこめたものである。

発売数カ月前から、駅を中心とした、巨大ポスターによる事前告知を大々的に行ったうえで、発売したためか、発売と同時に人気は急上昇、カメラ本体の受給状況はひっ迫し、写真店店頭では品薄状態となり、カメラを購入したお客様が、フイルムを買いたくてもないとか、店頭にフイルムはあるもののカメラがないとか、アンバランスの需給状態が、長く続いた。

FUJIFILM  instax mini 10 CHEKI　ｉｔ !

 「チェキ」シリーズの第一号機として、縦撮り、横撮りもできる2つのボタンを設け、明るさに応じて調整できるオートストロボを搭載。　フイルムも、インスタントフイルムとしては1パック10枚撮り700円と、手ごろな設定をして、1998年11月に発売された。

FUJIFILM instax mini 10 Pocke Pi Blue

 玩具メーカータカラ（現在タカラトミー）のOEM品として、1998年12月に発売された。

Instax mini 10の需給状態がひっ迫しているものの、当初からのタカラとの契約もあり、予定通り、クリスマス需要期に合わせての発売となった。

FUJIFILM instax mini 10 Pocke Pi Pink

 FUJIFILM instax mini 10 Pocke Pi Blueとともに、タカラのOEM品として、1998年12月に発売された。

FUJIFILM instax mini 10  Pingu

 タカラのOEM 品として、1999年に発売された。

FUJIFILM instax mini 10 HELLO KITTY

 サンリオショップのプレミアム品として、1999年採用された。

FUJIFILM instax mini 10 HELLO KITTY　25ｔｈ　UNIKORN

 サンリオ　ハローキテイ25周年を記念して、2000年にサンリオショップにて発売された。

FUJIFILM ｉnstax ｍｉｎｉ 10 Tokyo Deisney Resort

 Tokyo Deisney Resort 内にある、フォトショップで、2000年に発売された。