[16] FUJICA AUTO (全自動フジカ)
FUJICA AUTO5
フイルム装填まで自動になったお―とワインダーコンパクトカメラである。①フイルム簡易自動装填、②フイルム自動巻上げ、③フイルム自動巻戻し、④自動露出、⑤フイルム感度オートセットの5つのオート機能に加え、ストロボ、セルフタイマートが内蔵され、簡単に撮れるファミリーカメラとして、1980年11月に発売した。
FUJICA AUTO 5 DATE
FUJICA AUTO 5 にデート機能を付加された姉妹機で、FUJICA AUTO 5 と同時発売された。なお、発売と同時に青いボディカラーのFUJICA AUTO 5 DATE ブルーも発売された。
FUJICA AUTO 7 DATE
あらゆる機能をオート化し、「全自動フジカ」を愛称として発売されたコンパクトカメラで、FUJICA AUTO 5DATEについていなかった自動焦点機能を付加し、1981年10月に発売した。
FUJICA AUTO 7
FUJICA AUTO 7 DATE のデ―ト機能をはずした姉妹機で、1981年11月の発売した。
FUJICA AUTO 7 QD
FUJICA AUTO 7 DATE をベースにして、日付・時間をオートで写し込めるクオーツを内蔵し、フイルム装填から、巻上げ、巻戻し、焦点合わせまですべてカメラ任せの全自動コンパクトカメラとして、1984年3月に発売した。
FUJI AUTO 8 DATE TATE YOKO
タテ撮りでも横撮りでも、日付も、それに応じて、写し込めるクオーツを組み込んだ世界初の親切機能を持ったカメラとして、1985年6月に発売された。
なお、富士フイルムの新たな方針のもとで、カメラの呼称は、FUJICA からFUJI に変更となった。
FUJI AUTO 70 DX
FUJI AUTO 8 QD TATEYOKOから、オートデート機能を取り外し、①フイルム自動装填、②フイルム自動巻上げ、③フイルム自動巻戻し、④自動焦点、⑤フイルム感度自動セット、⑥自動露出、⑦レンズカバー自動開放及びシャッターオートロックの7つの黄稲生を備えた全自動フジカとして、1985年6月に発売された。
FUJI AUTO 8 DATE
FUJICA AUTO 8 QD TATEYOKO と、基本的性能は同じだが、撮影は横位置が多いということから、縦位地でのデート機能を取り外した全自動コンパクトカメラとして、1985年9月に発売した。
FUJI AUTO 8 QD タイガース
FUJI AUTO 8 DATE をベースに、阪神タイガースセリーグ優勝(日本シリーズでも優勝)を目前にして、ボディ前面に阪神タイガースのマークをつけて、関西地区を中心に、1985年9月発売した。