[52] FUJIFILM EPION single focus lens シリーズ
将来のデジタル化にそなえ、世界標準規格の新しい写真システムをつくり上げようと、富士フイルム、コダック、キヤノン、ミノルタ、ニコンの5社が共同で開発したAPSシステム(Advanced Photo System)は、1996年4月以降にカメラメーカー各社、感材メーカー各社、ラボ処理機材メーカー各社から発売された。
APSは、写真フイルムの名称では、新規格のフイルム IX240(240は24㎜幅フイルムによる) を、使用したシステムということになる。
もちろん、富士フイルムは、お客さまの各層に受け入れられるようなラインアップを常に図り、新製品を積極的に投入してきた。当初は、EPION のブランドで展開したが、2000年からは、NEXIAブランドとし、あらたなチャレンジをしている。
また、海外では、135と同様、独自のブランドを取り入れ、米国市場では、ENDEAVOR、 欧州市場では、FOTONEX ブランドで展開をした。
FUJIFILM EPION10
EPION10、EPION100、EPION250ZOOM、EPION300ZOOM、EPION4000 と一挙にシリーズとして、1996年4月に発売。そのなかの超低価格普及機として、発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR10
EPION10の、米国市場向けとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX10
EPION10の、欧州市場向けとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM EPION10 グリーンメタリック
1996年7月に催された富士フイルム大西会長、宗雪社長体制に伴う就任披露時の引き出物として制作された。
FUJIFILM EPION10 チェリーピンク
カラーセレクションEPION10シリーズとして、チェリーピンク、ミステリーパール、パープルメタリックの3機種が1997年7月に発売。EPION10をベースとして、ボディの色を変えたシリーズとして、発売された。
FUJIFILM EPION10 ミステリーパール
EPION10チェリーピンク同様に1997年7月発売された。
FUJIFILM EPION10 パープルメタリック
EPION10チェリーピンク同様に1997年7月発売された。
FUJIFILM EPION10 ハーゲンダッツ
ハーゲンダッツのプレミアム用として、1997年に作られた。
FUJIFILM HELLO KITTY EPION
EPION10をベースにして、サンリオと提携し、“超かわいい、超かんたん、超べんりなAPSカメラとして、ハローキティをデザインし、1997年8月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX 15
EPION10をベースにして、欧州市場向けに1997年に発売された。
FUJIFILM CAOS
斬新なデザインで試作品を制作
FUJIFILM TONEX
斬新なデザインで試作品を制作
FUJIFILM EPION 50 AF
オートフォーカス機能に、60センチまでの近接撮影も可能にし、さらに暗くなったらストロボが自動発光する機能をそなえた普及型APS機として、1996年11月に発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR50AF
EPION50AFの米国市場向けとして、1996年11月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX50AF
EPION50AFの欧州市場向けとして、1996年11月に発売された。
FUJIFILM EPION 50 AF パールホワイト
EPION50AFのボデイの色ををパールホワイトにして1997年8月に発売された。
FUJIFILM EPION 50 AF シャンパンゴールド
EPION50AFのボデイの色ををシャンパンゴールドにして1997年8月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX55AF
EPION50AFの一部を改良し、欧州市場向けとして、1997年に発売された。
FUJIFILM FOTONEX55AF
EPION50AFの一部を改良し、欧州市場向けとして、1997年に発売された。
FUJIFILM EPION マイメロディ
EPION50AFをベースとして、サンリオと提携し、マイメロディデザインで1998年4月に発売された。
FUJIFILM EPION100
APS機参入時に、EPION10、EPION100、EPION250ZOOM、EPION300ZOOM、EPION4000 と一挙にシリーズとして、1996年4月に発売。そのなかの単焦点上位機種として、発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR 100
EPION100の米国市場むけとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR100E
ENDEAVOR100のブラックバージョンとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX100
EPION100の欧州市場向けとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX100E
FOTONEX100のブラックバージョンとして、1996年4月に発売された。
FUJIFILM EPION 101
EPION100を大幅に改良し、スマートさを加味し、デザイン変更をして、1997年11月に発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR101
EPION101の米国市場向けとして、1997年11月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX 101
EPION101の欧州市場向けとして、1997年11月に発売された。
FUJIFILM EPION 安全第一
世界初の工事記録用APS機として、工事用カメラとしては、最小、最軽量の全自動オートフォーカスカメラとして、1997年4月に発売された。また、発売を記念して、別売の大光量ストロボを同梱した限定記念セットも発売された。
FUJIFILM EPION RVX マサイマラ
EPION安全第一の防水機能付カメラをベースにマニアックなカメラをとの社員の提案をベースにして、「サファリ」をイメージした迷彩色のデザインを採用し、1997年8月に発売された。愛称をケニア共和国の野生動物保護区の地名である「マサイマラ」とし、売上の一部を「マサイマラ野生動物救済基金」に寄付した。
FUJIFILM EPION1000MRC TIARAix初期
世界最小サイズのチタンボデイに高画質SUPER EBC FUJINONレンズを装着し、高性能メカニズムを搭載したシンプルフェイスのカメラとして、1998年7月に発売前に届けられた。
FUJIFILM EPION1000MRC TIARAix
世界最小サイズのチタンボデイに高画質SUPER EBC FUJINONレンズを装着し、高性能メカニズムを搭載したシンプルフェイスのカメラとして、1998年7月に発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR1000MRC
EPION1000MRC TIARA ixの米国市場向けとして、1998年7月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX 1000MRC
EPION1000MRC TIARA ixの欧州市場向けとして、1998年7月に発売された。
FUJIFILM EPION1000 BARNEYS NEWYORK
EPION1000MRC TIARA ix をベースとして、BERNYS NEWYORK仕様の特需対応品で、BERNYS NEWYORK店頭にて、限定発売された。
FUJIFILM EPION TIARA ユニコーンキティ25TH
EPION1000MRC TIARA ix をベースとして、ハローキティ25周年を記念してユニコーンキティ限定商品がつかられ、その一つとして採用されたハローキティユニコーン25周年仕様の特需対応品で、サンリオショップで店頭、限定発売された。
FUJIFILM EPION1010
EPION1000MRC TIARA ixの姉妹機として、ボデイの材質をアルミに変えて、一部機能を改良し、ファッション雑誌での積極的な告知をし、女性層向けに1998年11月に発売された。
FUJIFILM ENDEAVOR1010
EPION1010の米国市場向けとして、1998年11月に発売された。
FUJIFILM FOTONEX 1010
EPION1010の欧州市場向けとして、1998年11月に発売された。
FUJIFILM TIARA ix GIFT Collection
EPION1010のギフト向け商品として、カラーボディの訴求をしたが、価格的なことと、ロット数のこともあり、需要は期待したほどの効果は得られなかった。
FUJIFILM EPION1010 GREEN MR
TIARAix GIFT Collectionのうちの一部を、特需用として、1999年に一部ルートで発売した。
FUJIFILM EPION1010 RED MR
TIARAix GIFT Collectionのうちの一部を、特需用として、1999年に一部ルートで発売した。