満月を2400㎜超望遠レンズで撮影

満月を2400㎜超望遠レンズで撮影

チョッとしたことから、「TOMEYELL ズームスコープ スーパーズーム Z50を入手。

さてさて、このレンズをテスト撮影してみようと、昼間は、オリンパスOM-2Nに装着して、テスト撮影。(その結果は、青少年おもカメ倶楽部ブログにアップしたのでご参照願いたい http://omocame.blog44.fc2.com/

風景は、さすが、色収差があり、色のにじみが出ているが、仕方ないかということに。

というのは、これは、スコープと表現されている通り、望遠鏡だからということで納得したりして・・・。このスコープをカメラに装着できるという機能を活用しての遊び道具ということだろう。

そこで、今度は、晩の満月撮影にチャレンジ。

2400㎜という超望遠レンズということですから、フルサイズのNIKON800Eに、50㎜f1.4の標準レンズをつけて、フイルターのねじ込みに変換アダプターをつけて、本体のスコープを装着して撮影。

2400㎜にすると、f値は48とのことですから、ISO1600に感度アップして、1/60秒で満月撮影。

このような被写体は、ほとんど色収差も気にならない程度で撮影できた。

今までは、400㎜レンズに2倍のコンバーターレンズをつけて、さらに、APS-Cサイズに変換して1200㎜で撮影して、さらに一部トリミングしていたので、ほぼこのサイズに匹敵する大きさで、満月が撮影できたことになる。

折角だから、このスーパーズーム Z50についての概略を載せておきます。

本体をそのまま望遠鏡として使用できるが、さらに別売のパワーグラスを装着するとさらに拡大された望遠鏡として使用できる。

ここでは、カメラに装着するということで、まとめてみることにしました。

本体に拡大撮影アダプターを付けると、800㎜~2400㎜の超望遠ズームレンズとなる(拡大撮影アダプターをつけなければ、200㎜~600㎜)。

カメラへの装着は、カメラ用マウントがあるようだが、ついてきたのは、オリンパスOMマウントであったので、フイルムでのテスト撮影時は、オリンパスOM-2Nを使用した。

今回の満月撮影は、NIKON800Eを使用したので、NIKKOR 50㎜ f1.4レンズに、52㎜のFリングなるアダプターをフイルター部分につけて、本体を装着した。

なお、この製品のメーカー、発売時は不詳だが、説明書には、標準価格が38,000円 パワーグラスが14,000円 カメラ用マウントが3,500円と記されている。

オークションなどでは、2,000円前後で落札されているようで・・・、この程度で入手できるなら、遊べる品かもしれません。