さくら 塩狩峠

さくら 塩狩峠

今年は、なんとしてでも塩狩峠の「一目千本桜」を・・と、計画をしていた。 桜の開花が例年に比べて、異常に早く、タイミングを失しないように気をつけてはいたが、標高270mといわれているので、旭川市内から比べれば、10日から2週間程度の遅れでは・・と、勝手に判断した。

旭川の開花状況からすると、5月8日ころが良いのではないかと、仲間と打ち合わせスタンバイ。 5月3日 富良野に撮影に行ったときに会った知人と、塩狩峠の話題になった。 塩狩峠は、満開に近いらしいとの情報。そして、一日でも早くとの気持ちもあり、日程調整をして、荒天のあとの7日に決定。

しかしながら、ゴールデンウィーク最後の3日間は突風が吹き、雨も降り荒れ放題。 5月7日は、久しぶりの青空とはいえ、黄砂の影響で遠くは霞んで見えるが、どんな状況か気になりながらも現地に到着。 案の定、3日間の荒天は、桜満開とともに吹き飛んでしまったという感じ。

それでも、それでも残った桜を探してはシャッターを切った。哀れな桜の木々を眺めながらも、来年は通い詰めるか・・と、心に決めて、撮影ポイント探しをすることにした。 結構、良いポイントがあり、列車が来る時間帯と桜との絡み合わせを描いてみたり・・と、楽しんできた。