静内20間道路 桜並木

静内20間道路 桜並木

ゴールデンウィーク最後の5月7日、静内20間道路の桜並木の撮影に行き、そのあと、襟裳岬を周遊して戻ってきました。

道路の両幅に植えられた桜と桜との間が20間(36m)ということから名づけられたこの道路ですが、もともとはこの地域一帯、宮内省の御料牧場で、皇室で用いられる食材を生産する専用農場で、明治時代に作られました。

のちに皇族方が見学に訪れるようになり、行幸道路として明治36年に20間道路の元となる道路が作られたとのことです。

大正時代になって、牧場の方々が、3年かけて、3000本のさくらの木を植え、それが成長して今日の桜並木に。

約7㎞にわたって、できた桜並木は、全国一の規模だそうです。

かつては、御料牧場であったこともあり、今日でも、20間道路の両サイドは、牧場、農場として引き継がれ、広大な北海道らしい大地に囲まれている地区でもあります。