大阪での講演

大阪での講演

平成30年度 大阪地区理容師美容師養成施設 教職員研修会が、9月29日―30日 大阪富田林にある「かんぽの宿 富田林」で開催され、「写真の歴史と写真の楽しみ方の提案」と題して、講演の依頼をうけました。

ご依頼いただいた企画段階では、90分程度の講演時間とのことでしたが、90分の持ち時間をどのようにお話をするのか、試行錯誤の連続でした。

最終的にはレジメをつくって、参加されるみなさんに配布し、ご興味があれば、あとでご覧いただければと・・ということで、16ページにわたるレジメを作成しました。

最終的に、レジメ通りにお話すると、おそらく120分近くはかかると思いますので、別途講演の台本をつくることにしました。

講演の台本をベースにして、参加者の納得感を感じながら、調整していけば何とかなるだろうと考えました。

講演の段取りとしては、

①写真に興味を持ったきっかけと学生時代

②写真業界への就職

③写真フイルムの歴史

-1写真フイルムの生い立ち

-2写真のカラー化

-3写真のデジタル化

-4カメラ付携帯―スマホの影響

-5写真フイルム業界への影響

④カメラの歴史

-1戦後のカメラ業界の黎明期

-2世界のカメラ大国となった日本

-3カメラ付携帯&スマホの影響をうけたデジタルカメラ

-4デジタル化とともに変化したカメラ業界

⑤富士フイルムの変身

⑥写真の楽しみ方

-1富士フイルムの提案活動は・・

-2当方の提案活動

-33Dクラフトフォト作品の紹介

というストーリーを元に組立てていきました。

しかしながら、タイミング悪く台風24号の襲来を気にせざるをえなくなりました。飛行機が飛ぶのを信じて、9月29日旭川をたって、新千歳空港より大阪・伊丹空港に向かいました。

伊丹空港に無事到着し、到着した旨を事務局にメールしようとしたら、立て続けの事務局からのメールがはいっていて、29日午後からの研修時間を、各講師に依頼し時間短縮し、翌30日朝の講演予定だった当方の講演を短縮して、29日の16時30分からおこなうとのこと。

伊丹空港から阿部野橋までのリムジンバスに乗車し、近鉄電車に乗り換えて、富田林駅までいき、タクシーで30分弱で、辛うじて、講演時間に間にあいました。

会場までの乗り物の中で、どう切り詰めるかと悩みながらも、結論まではでず、結局、台本を元にお話したら、時間超過のおそれもあり、台本は伏せて、出たとこ勝負ということに腹をきめてのぞみました。

持参した、カメラ機能が付加された主な携帯&スマホの現物、3Dクラフトフォト作品の現物をお見せしたのが、よかったのではないかと思ったりしています。

もちろん写真の主な歴史はお話しましたけれど、何といっても、参加された先生方が、30-40歳代の若手の方が多く、さらに、女性も多いのに、驚かされただけではなく、生徒に何かの話題を話したいということなのか、先生方の熱気におされての講演ができたと思っております。

その後のパーティ―も参加させていただき、いろいろな方々からのご質問、お問い合わせをいただきましたことは、それなりのご興味をいただけたのではないかと思っています。

そんな講演会ではありましたが、もちろん、カメラを持参していますので、2泊3日の予定の久しぶりの大阪、台風の影響で、新幹線をはじめとして交通機関がとまってしまい、移動もできず、時間をつぶすのに苦労をした面もありますが、今までにない写真も撮れたのかな?と、思ったりしています。