[道のある風景1] 旭川空港付近 

日本一長い直線道路というと、札幌と旭川とを結ぶ国道12号線のなかにある 滝川~美唄29.2キロmの直線道路です。

国道12号線は、もともとは、上川道路という道路だったそうですが、この道路の原型は美唄市の隣町月形町の樺戸集治監の囚人によってつくられた幅2mの道路だったとのこと。 (北海道の国道は、このように囚人によって、切り開かれた道路が多いです)

そして、この上川道路の工事の時に、「なるべく直線道路にするように」という内容の復命書があったことで、現在の直線道路の原型ができあがったようです。 もともと、原野を切り開いたからこのような直線道路が作りやすかったということでしょう。 この 滝川~美唄の直線道路は、沿線の開発もすすみ、商店街があったりと町並みがありますが、北海道には、このような直線道路がアチコチにあります。

農村地帯にある直線道路は、なかなか、風情もあって良いものだし、さらに起伏のある道路は、なかなか快適な道路と思います。 直線道路だけではなくても、道をいれての撮影は、広い北海道の風景を切り取る時のアクセントとしても使えるのではないかと思っております。

そんな道のある北海道の風景を、順次、ご紹介していきます。

ということで、先ずは、旭川空港付近の道路から・・・