清里 [北海道 東オホーツク]

美瑛・富良野は何度も来られ、ご案内をさせていただいている方のご要望もいれて、来春の撮影のご案内プランをくみたてています。 「知床半島に遊覧船で・・」とのご要望をふまえて、おおまかなプランを組み立て、ほぼ、同時期に下見をしてきました。

そのコースは、女満別空港でお迎えし、女満別メルヘンの丘-清里―ウトロ(泊)-知床半島遊覧船乗船―ワッカ原生花園―サロマ湖(泊・夕陽撮影)-上湧別チューリップ公園-滝上芝桜公園-旭川(泊・メンバーお好みの店での宴会)-美瑛-旭川の市場-旭川空港からお帰りになるとの、撮影と北海道の食を堪能するという欲張った企画です。

26年前、旭川に着任して、縁あって、北見を中心としてオホーツクの市場をカバーすることになり、あらたな取引先へのあいさつ回りをした折に、はじめて、「清里」地区を訪れ、その風景に見とれたものです。とはいっても、撮影に来ようと思っても遠いいし、仕事の合間に撮影を・・というわけにもいかず、たびたび、撮影に来るわけにはいきませんので、将来の楽しみな撮影スポットとしておきました。

今回の撮影のご案内のプランを組み立てる中で、行程的にも「清里」をふくめることができるので、満足できる時間はとれませんが、ご案内をさせていただくことにしました。下見は、すでに、一応終えているのですが、折角、ご案内するなら、もう少し、良い撮影スポットを探しておこうということで、台風18号がさった翌日に、「清里 」1泊泊りで、元会社の仲間の運転で、約800kmの珍道中をしてきました。

「清里」をご案内するにあたって、「清里の観光パンフレット」の中に書かれていることを、先ずは紹介します。

「自然の深さ」を学ばせてくれるのが、知床ならば、「自然の優しさ」を感じさせてくれるのが、隣の町「清里」です。見上げれば日本百名山が写り、摩周湖や斜里岳から伏流水が湧く日本一の清流が流れています。一直線の道が大防風林と交差し、北ヨーロッパを思わせる農村景観が整然と拡がっています。清い里と書いて「清里」清い水の生まれる里。清里体験はまさに心が洗われる時間が流れます。

そんな「清里」のすべてを撮りきることはできませんでしたが、先ずは、撮影してきた画像をご覧いただければと存じます。

 

 

「清里」といえば、「防風林」と「直線道路」といろいろなところから見える「斜里岳」ですが、これらをどのようにアクセントとして画面の中にとりいれていくかということも、楽しみのひとつだと思っています。そして、観光スポットとしての、「裏摩周展望台」は、「摩周湖」の展望台の反対側にあります。その「摩周湖」の伏流水が湧き出ている「神の子池」。「さくらの滝」は、盛夏にさくらマスの溯上が見れるところですが、今回は、豪雨のあとにも関わらず、何匹かが時々溯上にチャレンジしていました。さらに、「宇宙展望台」からの眺めは絶景でした。

今回の下見では、清里市街から離れた、「ロッジ風景画」さんにお世話になり、大変楽しいひとときを過ごさせていただきましたことを添えさせていただきます。