先日、来春に伊勢へ撮影に行かれるとのカメラマン仲間のお話を伺い、太平洋フェリーで、苫小牧から仙台経由名古屋までのお話をしましたら、興味をお持ちになられ、もっと詳しく教えて欲しいとのことでもあり、今回、紹介をさせていただくことにしました。

 2012年5月名古屋まで行くことになり、急ぐ行程でもないので、船旅を・・としゃれこんで、2011年にあらたに就航した3代目　いしかりに乗船。　苫小牧港を17時00分出港して、仙台港に翌日10時00分到着、そして、12時50分出港して、3日目の朝10時30分名古屋港に到着という行程でした。

 これだけ長い時間、船に乗っているのは初めての事、わくわくどきどきでしたが、暇をもてあますこともなく、快適な船旅でした。　お部屋も、大部屋ではなく、プライベート空間を確保できるS寝台を予約し、寝るときだけのことですが、ロールカーテンをおろせば個室に変身といっただけでも、気分的には楽でした。

 28日前までの早割料金があって、このS寝台で、7000円ですから超お得ということでしょうか。

この　いしかりは、2011年3月11日、東京晴海でお披露目の内覧会を開催したのですが、あの、忌わしい東北地方太平洋沖地震に遭遇し、急遽、内覧会ご参加のお客さまを安全な場所に下船避難をしていただき、あわただしく晴海港を離岸したとのことです。

 乗船して、見物がてら、船内を散策し、お食事場所、お風呂、お土産物売り場、ロッカーなどなどの確認をして回っただけでも結構な時間をとられてしまいました。　2日目は一日中お天気にも恵まれ、日出、夕陽の撮影もできましたし、途中、僚船「きそ」とのすれ違いもみられ、大満足でした。　3日目は、残念ながら、夜中からの雨は止まず。名古屋港から市内までのバスと電車とをのりついでの行程が大変でしたが、結構楽しませていただきました。

もう一度、チャンスがあれば、乗船したいと思っております。