[60] FUJICA PANORAMA G617 シリーズ

[60] FUJICA PANORAMA G617 シリーズ

雄大な視野をシャープに描写しビッグスケールなパノラマ映像として、風景から航空写真などのアウトドアならびにインテリア写真、さらにスポーツ写真まで幅広いカメラワークに対応できるカメラとして開発され、FUJICA PANORAMA G617が誕生した。 のちに、カメラのブランド名が、「FUJICA」から「FUJI」に変更となり、改良はくわえられず、ブランド名だけが変更され、FUJI PANORAMA G617が発売された。 さらに、撮影の幅がひろげられるレンズ交換システムのFUJI PANORAMA GX617が発売された。

 

FUJICA PANORAMA G617

豊富な周辺光量を可能な限りひきだすEBC FUJIN SW 105㎜レンズを搭載し、パノラマサイズの迫力をシャープな画質を可能にし、1983年3月に発売された。

 

FUJI PANORAMA G617

カメラ製品のブランド名変更に伴い、FUJICA PANORAMA G617のブランド名を変更して、1985年3月に発売された。

 

FUJI PANORAMA GX617

FUJI PANORAMA G617の基本的な考え方を踏襲した上で、レンズ交換システムを導入し、操作性、操作性、迅速なフイルム交換方式などの改良を加えて、1993年12月に発売された。

なお、準備されたレンズは、90㎜[35㎜換算21.4㎜]f5.6、105㎜[35㎜換算25.8㎜]f8、180㎜[35㎜換算44.0㎜]f6.7であり、それぞれの専用ファインダーが準備された。