かわにしの丘
昨年の秋も終わるころ、思いついたように、「かわにしの丘」へ、昔の同僚とともに初めて行ってみた。
こじんまりしているとはいえ、なんとなく、この「かわにしの丘」に魅せられ、しばらくの間、探索をかねて、通ってみようと決めた。
そのあとは、さらっと雪が積もった時期、そして、雪が解け始めた時期に行き、5月に入ってからは、桜を撮ってみようとの思い、知人に聞いてみたら、さらっと、「夫婦桜」(通称)があるよ・・といわれ、探しもとめた。 そして、やっと見つけた「夫婦桜」までの道は、舗装されていない農道を上って突き当り。
それが、5月10日のことであった。 しかしながら、桜は満開どころか、開花前で、それならと、お天気を見計らって、5月10日に再チャレンジすることにし、その日は、見事に満開となった「夫婦桜」の撮影に成功。 翌週は、青少年おもカメ倶楽部の撮影ドライブで、はじめは、「滝の上・芝桜公園」、「上湧別・チューリップ公園」とを予定したものの、メンバーの時間的な都合で、「かわにしの丘」に変更した。
ということで、この5月は、3回も、「かわにしの丘」に行ったことになる。
まだまだ、知る人ぞ知るといった「かわにしの丘」だが、作業中の農家の方々も、「ようこそ!」と、いった感じで、笑顔で会釈をしてくれる。 思い起こせば、25~6年前に、「美瑛の丘」に撮影に行ったときもこんな感じだったな・・と、思いだした。
「美瑛の丘」では、いまでは、それどころか、「何しに来た!」と、監視されているようにさえ思えるときがある。 すべて、心無い観光客・カメラマンの行動が、そうさせてしまっているのでは・・・と、思う次第だ。
ゆくゆくは、この「かわにしの丘」にも、観光客・カメラマンが押し寄せてくる時もあるかのしれないが、「美瑛の丘」の二の舞とならないよう祈るしかない。
紅葉の時期までは、機会があるごとに、「かわにしの丘」に通ってみようと思っているが、もし、アンフェアな行動をする観光客・カメラマンがいたら注意をしていこうと心に誓った。