美瑛 赤羽の丘
夏から秋にかけて、今年は美瑛に行ったのが数えるばかりというのも珍しい。
その大きな理由は、やはり台風の北海道襲来に伴う天候不順が第一で、その次に、天気の良い日を選んでは、仲間の運転する車での遠出の撮影ドライブ。
もともと、運転が好きな方ではないので、助手席に座って楽をさせていただくとやめられないものです。
そんなある日、何の予定もなく、車も空いているし、お天気だときいて、前々から行こうと思っていた、美瑛・赤羽の丘の 日の出撮影に行くことに決めた。
久しぶりの、早朝出発の運転、そんなときに限って、早く寝たこともあり、目覚めは夜中の2時半。
もう一寝入りしたら、間違いなく出発時間が遅れてしまうだろうと思い、とりあえずは起きて外を見たら、なんとなんと、霧に覆われて霞んでしまって・・・。
石狩川の近くだから川霧発生はしかたないということで、とりあえずは出発準備をして、3時前には家を出た。
237号線を美瑛に向かって走り、並行している忠別川と離れていくや、川霧は晴れて、心の中では「よっしゃー!」とさけんで・・。
しかしながら、西御料あたりでは、今度は美瑛川・・またまた川霧が・・・。
もう、こうなったら、赤羽の丘まで行ってみなければわからないだろうと真っ暗な砂利道をあがって行き、無事到着。
車を降りて空をみたら、満天の星空。
星空撮影の予定までは考えていなかったけれど、せっかくだから・・との思いで、真っ暗な中でセッティングして撮影。
慌てたためか、あとでみたら、ピンが甘くガックリ。
そんな中でも、1点だけ、救える画像があってホッとしたり・・・。
それから、いよいよ、日の出時刻が近づいてきて、本来の目的の日の出撮影に取り掛かった。
珍しく、カメラマンは一人も来ておらず、のんびりと、撮影ポイントを変えたり、アングルを変えたりの撮影。
陽が昇ってから、どこかで日の出撮影をしてきた後なのか1台の車が来た。
「おはようございます」とは、声をかけたが、車から降りてきた3人のカメラマン、返事はくれたものの、それ以上は「話しかけるな!」といったオーラを感じて・・。そして、なぜか、3人のうちの1人が、「明日また来ようか」・・と声をかけたら、そそくさと移動していってしまった。
何か、気分を害したことでも言ったのかな?と、自問自答しながら、撮影を続けた。
日の出撮影が済んだら、さらにどこかで撮影を・・という気持ちにもならず、そのまま、帰途について、8時過ぎには家に戻ってきてしまった。