[6]SUPER FUJICASIX(1)
SUPER FUJICASIX & SUPER FUJICASIX M
FUJICASIXⅡC型を基本にして、レンズの性能を十分に発揮させ、シャープな映像を得るために、距離計連動方式に変更、さらに、フイルム巻上げも従来の赤窓確認方式から、スタートマークの自動巻止め方式名変更。ファンダー部の長方形の窓や、その縁の黒色塗装など、デザイン面でも注目を集め、好評を博したカメラ。
なお、このカメラは、「丈夫で使いやすく、しかも優れた性能を誇り、初心者からプロにいたる全カメラマンの希望にピッタリあったあらゆる機能を備えた“あなたのカメラ”」をキャッチフレーズに1955年4月にSUPER FUJICASIX として、発売された。価格は24500円だった。
翌年の1956年3月に、SUPER FUJICASIX の改良型として、SUPER FUJICASIX M が、同価の24500円で発売された。一般化してきたM球フラッシュやストロボに対応させるために、従来のSEIKOSHA-RAPIDシャッターから、SEIKOSHA MX#00シャッターに変更し、さらに、フイルム装填確認装置とクリック絞りを付加した
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