さくら開花 超接近撮影

さくら開花 超接近撮影

春がきましたね。
旭川近辺でも、エゾサンゴサク、カタクリ、水芭蕉、などなどの見ごろとなり、5月3日には、さくらの開花宣言もだされました。
でも、翌日の5月4日は、一気に25度の夏日に・・・。
桜も慌てて、満開に近づいて・・・。

そこで、さくらの花を、超ドアップ接写を狙おうと、昔昔購入した、NIKONのMacro Adapter Ring BR-2A と BR-5 とを引っ張り出してきて、超接写にチャレンジ(NIKON D800E使用)。

このMacro Adapter Ring BR-2A と BR-5 を、本来は、NIKON F100で撮影しようと購入していたのですが、宝の持ち腐れというのでしょうか、カメラ用品を保管している奥の奥に・・・。

ということで、NIKON Macro Adapter Ring BR-2A と BR-5 とを紹介します。

このリングは、レンズを前後逆にして超接写撮影をしようとするための部品で、レンズフイルター部にBR-2A をねじ込んで、Fマウントとして使用できるように。

そして、本来のカメラに装着するレンズの後部部分にBR-5 をセットして、レンズの中に埃が入らないようにレンズ保護フイルターをねじ込んでオシマイ。

これで、準備完了。

単焦点広角レンズAFニッコール20㎜を使用すると最高の撮影倍率3.4倍のドアップ撮影が可能とのこと。 今回は、ズームレンズでピンと調整をして楽をしようと、AFニッコール35-70㎜を使用して撮影倍率2.1倍で我慢。

撮影してわかったことは、絞り込みができれば、よりシャープネスな接写画像が得られるし、マクロレンズや、接写リング使用や、クローズアップレンズ使用とは違った超接写画像が得られた。

単焦点レンズ使用の場合は、被写体に対してのピント合わせは、カメラを前後しなければならず手持ちでの撮影は厳しい。 その場合は、NIKON FOCUSING STAGE PG-2 にカメラをセットすると、ミリ単位の調整が可能で、使い勝手はあるのではないだろうか。

ただし、このFOCUSING STAGE PG-2 は、残念ながら製造中止されてしまったので、中古品を探すしかないだろう。 Macro Adapter Ring BR-2A と BR-5 とは、現在でも販売されている。

このレンズを逆さまにカメラに装着するツールは、NIKON以外は取り扱っていないようだ。 ちなみに、KENKOから リバースアダプターと称して、CANON用と、NIKON用とが発売されている。

蛇足だが、NIKON G レンズシリーズは、ボデイで絞り調整をするので、レンズには、絞り調整リングがついておらず、ファインダーを覗いても、暗いためにピント合わせは厳しい。