北方領土のひとつ 国後島
先日、ウトロから知床峠を通って、知床半島を横断し、羅臼に、そして、さらに南下して野付半島から尾岱沼へ。
知床峠はまだ残雪がアチコチにあり、冬に逆戻りした感じ。
知床峠展望台からは、残雪の先に北方領土の国後島がきれいにみえた。
国後島の面積は、1490 km2弱、長さは123㎞にも及ぶ細長い島で、沖縄本島より大きく、6000人くらいの人がすんでいるとのこと。
1945年 日本のポツダム宣言受諾通知後、ソ連軍が日ソ中立条約を破棄し、千島列島に侵攻を開始し、太平洋戦争の降伏文書調印の前日にソ連軍が国後島に上陸し占領。
北方領土返還を日本は旗印にはしているものの、「歯舞」を「ほぼまい」といって首をかしげ、結局読めなかった北方領土返還交渉を担当する大臣を就任させるような体制では、返還もおぼつかないのではなかろうかと思いながら、国後島を眺めてしまった。
知床峠を離れ、羅臼からも、さらに南下した野付半島からも、国後島がよくみえ、あらためて、国後島の大きさを感じた次第です。
高い山、低い山があり、その山々は はっきりとみえたが、北東から並べると、次のとおりとの説明を見て、書き留めてしまった。
ルルイ岳 1485m
岩山 1189m
爺爺岳 1822m
エビカラウス山 842m
摺針山 448m
円山 476m
羅臼山 887m
泊山 541m