「旭川スタイル」の建物 3Dクラフトフォト作品

「旭川スタイル」の建物 3Dクラフトフォト作品

旭川市総合庁舎設計にあたり、当時、市は応分の設計料を支払う余裕もなく、不足分を埋め合わせるために庁内建築課の職員を佐藤武夫設計事務所に出向させました。

出向した職員は佐藤事務所に毎日通い図面を描きました。

その経験が市役所に戻ってから小学校・中学校などの公共建築の設計にいかされていきました。

こうした一連のレンガとコンクリートとを組み合わせたデザインを「旭川スタイル」とでも呼ぶべき、この街の個性を感じることができるのではないでしょうか。

しかしながら、「旭川スタイル」の象徴ともいわれるその小学校・中学校の建物も、取り壊され、新築されていき、数えるばかりになったのは、寂しい限りです。

旭川スタイル2Lサイズ作品