雄阿寒岳

雄阿寒岳

阿寒湖畔の東側にそびえる標高1370.5mの雄阿寒岳は、活火山ではないとされてきたが、過去10,000年以内に噴火していたたことが判明し、活火山に選定された。

なお、阿寒湖の西側には、標高1499mの雌阿寒岳が活発に火山活動をしている。

 

今回の撮影のご案内で、阿寒湖畔に宿泊したが、釧路湿原からホテルに到着したのが、7時30分近くで、多くの団体客が宿泊するニュー阿寒ホテルでもあり、それぞれがバイキング形式で夕食をとる形式。

あいにくの繁盛期でもあり、撮影ツアーのメンバーが、食事場所の一角を確保して、会食をすることもできず、それぞれが自由に食事をすることとした。

特に、この日は、オプショナルツアーの2チーム(午前コースと午後コース)と本隊チームという3チームを、観光バス1台で送迎したり、撮影場所にご案内したりと、パズルのようなスケジュール管理をしたことによる、精神的疲労感から解放されたこともあり、2杯の生ビールが効きすぎて、そのままベットの上でダウン。

夜中の1時近くなって、喉が渇き、寝ぼけ眼で水をのみ、真っ暗な部屋の中のベットに横たわって窓の外を見たら、満点の星空、慌てて、部屋の中から雄阿寒岳をいれて撮影。 でも、なかなか、思うようにはいかず、結局、湖畔に出て撮影。

ホテルのフロントの方からは、クマの出没情報もあり、気を付けてといわれたこともあり、遠出をせずに、ホテルの前の湖畔に陣取りましたが・・・

丁度正面が、北向きでしたので、長時間露光をかけて星の軌跡をいれたりして、約1時間。

さすがに、夜中は気温も下がり、体が冷え切ってしまい撮影を取りやめ、温泉にゆっくり入り体を温めて・・・。

部屋に戻って寝なおすか・・と思いながら、東の空があかるくなってきているのを見た途端、眠気もなくなり、今度は朝陽のチャレンジ。

この時間になると、カメラを持って散策する人も目に入り、少し、ホテルから歩いて撮影することに・・・。

 

2杯の生ビールのおかげで、凄い得をしたような感じでした。

撮影のチャンスなんて、こんなものかもしれませんね。