函館撮影紀行

函館撮影紀行

4月15日、作品展の展示作業のときに話題となったのが、函館五稜郭のソメイヨシノ満開の撮影。

五稜郭の桜満開時の撮影に行こう行こうと思っては先延ばしにしてきました。

今年こそ・・と思ってはみたものの、北海道新幹線開通に伴い、ホテルも満杯状態で、宿泊料金も高くなっているのだろうと勝手に思って、先延ばしにしてしまいました。

ひょんなことから、知人が北海道旅行をするので・・ということで、ホテル探しの依頼を受けて、調べていたら、連休前の函館のホテルは空室だらけ、その上に早割料金まであって、1泊朝食付きで、5000円でおつりが・・・。

さらに、今年のさくらの開花は早く、ゴールデンウィーク前の28日が満開予報。

このチャンスを逃す手はないと、いつも撮影ツアーの下見などで、行動を共にする元同僚に話したら、速攻で決定。

4月27日~ということで、日程も決まり、ホテルの手配も完了したものの、気温が下がったために、サクラ開花予報が、ゴールデンウィークに入ってからと変更され、どうしたものかと悩む毎日。 天候も回復し、気温も上がり、今度は早まるとのことで、ふりまわされて・・・。

 

天気予報通り、4月27日は雲一つない快晴で、函館に到着するや、目的の五稜郭に直行。

さすが、満開の五稜郭周辺は車・車・車・・・。 運よく、図書館の駐車場に止めることができて、まっすぐ、五稜郭タワーへ・・・。

やっと、念願かなって、満開の五稜郭公園を撮影することができました。

フルサイズ17㎜レンズで、辛うじて、五稜郭公園の星形が入りきり、満足満足。

そして、久しぶりのソメイヨシノにも大満足。

ソメイヨシノは札幌では、ところどころにはあるものの、主力は、やはり、エゾヤマザクラ。 ちなみに道東に行くと、チシマザクラが主力。

五稜郭タワーのあとは、五稜郭公園を散策撮影し、八幡坂へ、ぶらりと撮影に・・・。

その後は、夜景撮影に準備で、ロープウェイ乗り場の駐車場チェック。

さらに、北海道新幹線が見えるといわれる、きじひき高原パノラマ展望台に向かったものの、途中で展望台に続く道路が5時には封鎖されるとわかり、急きょ新函館北斗駅に変更。

新函館北斗駅駐車場は3階建てで、3回の屋上部分には建築現場で使用する足場で展望設備が作られていました(ただし、定員10人との表示あり)。

そして、ホテルチェックイン後、函館山ロープウェイ乗り場へ・・・。

駐車場では、乗用車はまだまだ数えるばかりでしたが、観光バスは次から次へと・・・。

ロープウェイは5分ごとに運行しているとかですが、なが~い行列。前も、後ろも、横も海外からの観光客でした。

展望台は、ぎっしり満員状態で、とりあえずは、ロープウェイおり場横の展望デッキから撮影。

しかしながら、この場所は、団体の集合写真撮影のスペースとのことで、写真撮影が行われる前であればとのご了解をいただき、三脚をセットして撮影。

団体集合撮影が始まるとのことで、再度、展望台に移動し、動きそうな人たちを見つけて並んで待つことに・・・。

そんなの関係なし・・といわんばかりに、後ろから割り込もうとする人たちにおされ、少しずつ前へ・・・。そして、最前列に、辿りついたはいいものの、三脚を立てるスペースもなく、止むを得ず、3200に感度アップ、F2.8の開放で、辛うじて手持ち撮影。 撮影が終わって出てくるのも一苦労。 ホテルに戻って画像確認をしたら、ぶれてはいないものの、画像は、当然あれて・・・。

夕食は当然ながら、8時過ぎとなり、ホテルの近くの焼き鳥屋へ。 古くから経営されているとかで、ジューシーで柔らかい焼き鳥とビールが美味しかったです。

翌28日は、早起きの習性は抜け切れず、4時には目ざめ、やることもないので、青函連絡船「摩周丸」の近くまで散歩。

八幡坂も見えて、こちらから見ると、結構、急坂であったのには驚かされました。

さすが、朝市はまだオープンされてなく、準備をされている人たちがちらちらと。

久しぶりに、青函連絡船「摩周丸」を見ましたが、就航してから、昨年で50年を迎えたとか・・。

青函連絡船には、高校の修学旅行の往復と、大学4年の時の一人旅の往復で乗船。

高校の修学旅行の帰りに、初代「摩周丸」に乗船し、大学4年の一人旅で、新造された2代目「摩周丸」に乗船しようとしたけれど、時刻表の見間違いか、「摩周丸」ではなかったということだけしか記憶にありません。

帰ってきて、手元のアルバムをみて、高校の修学旅行の往路は「十和田丸」、大学4年の一人旅の往路は、「大雪丸」、復路は「松前丸」ということがわかりました。

元同旅との朝食時に、天候も芳しくなく、大沼公園での撮影は取りやめ、帰りがてら、1か所でも・・ということで、新函館北斗駅まで、到着するH5系「はやぶさ95号」を撮影して帰ることに・・・。

帰りは海岸ぶち線を・・ということで、室蘭・苫小牧経由で帰ることにし、1泊2日、980㎞の撮影ドライブは無事終了しました。

 

追記

室蘭通過時に、室蘭の工場夜景も良いのでは・・との話で盛り上がり、どこかに立ち寄って撮影に・・・、あるいは、旭川から日帰りもできるのでは・・ということになりました。

帰って、夏場に小樽に入港する大型客船のチェックをしていたら、室蘭にも大型客船は入港するし、室蘭まで、家族で、「ダイヤモンドプリンセス」号を撮影に行ったことを思い出し、早速チェック。

なんとなんと、6月24日に、日本に寄港する客船では、最大級といわれる「クアンタム・オブ・ザ・シー号(167,800トン)入港が判明し、急きょ、室蘭、1泊2日で撮影に行くことが決まりました。チャン!チャン!