白い道[稚内]
7月に日本海側オロロン街道を北上して、稚内の手前 サロベツ原野まで、利尻富士にかかる夕陽撮影にでかけた。
そして、そのときに、今度はオホーツク海岸側を北上してとの話となった。
話題に上ると早いもので、お天気だから、「よし!行こう」ということになり、8月お盆前になって行ってきた。
現役時代は、お取引先への新年のご挨拶まわりで、2泊3日で毎年、通ったとこではあるけれど、その時は、いつも真っ白な風景のみで、お天気の夏日は初めてのこと。
途中途中の各町では、キャンプ場が整備され、それこそ、全国各地のナンバープレートをつけた自家用車の品評会といった感じであった。
日本の最北端稚内の宗谷岬に到着したら、駐車場は満杯状態、そして、記念碑の周りは、人・人・人・・・。
稚内では、「白い道」には、必ず行ってみようということだったのですが、これらの人々が行かれていたら、それこそ、撮影は思うようにはいかないのだろうと、あきらめながらも現地に到着。
まだまだ、知られていないためなのか、ほとんど、人も車のきておらず、心の中では、「やったー!」という感じ。
この「白い道」は、宗谷岬からの宗谷丘陵フットパスコースの最終地でもある約2キロがそのスポット。
宗谷産のホタテの貝殻を粉砕して敷きつめ、足にやさしい、自然にもやさしい道。
ホタテの貝殻の白と空の青、白い道周辺に生える草の緑からなるコントラストはとてもきれいで、結局、この「白い道」を往復して車で走ってきました。
でも、この道も知れ渡ったら、車の入れ違いは難しくなり、通行止めになるのでしょうね。
7月上旬に、何年ぶりかで貝殻を新たに敷き詰めたとのことで、貝殻の白さが素晴らしかったですね。
午後に行きましたので、本当は太陽の方向に、利尻富士が見えるのですが、雲に覆われていたのが残念!ということでした。